【福岡市東区の矯正歯科】小児矯正は抜歯をしなくても大丈夫?
こんにちは。
福岡市東区の歯医者【鮒田矯正歯科】です。
子どもの矯正治療では抜歯が必要なのでしょうか。
「できるだけ抜歯せず子どもの歯並びを改善したい」とお考えの方もいらっしゃいますよね。
今回は、小児矯正での抜歯についてご紹介します。
小児矯正は抜歯をしなくても大丈夫?
小児矯正では、必ずしも抜歯が必要なわけではありません。
なぜなら、小児矯正は顎の成長を利用して、歯がきれいに並ぶためのスペースを確保できる可能性があるからです。
「抜歯をしないと後戻りしやすいのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、抜歯をするかしないかと、治療後の後戻りのしやすさは直接関係ありません。
抜歯は、後戻りを防ぐために行うのではなく、歯を並べるスペースがどうしても足りない場合や、お口元のバランス、顎の骨格などを総合的に診断して判断します。
ちなみに、治療後の後戻りを防ぐために最も大切なのは、抜歯の有無にかかわらず、歯並びを安定させるための保定期間(リテーナーの使用)をしっかりと設けることです。
お子さまの歯並びで抜歯が必要かどうかは、精密な検査をしてみないとわかりません。
気になる場合は、まず歯科医院で相談してみましょう。
小児矯正で抜歯が必要になるケース
小児矯正で抜歯が必要になるのは、次のようなケースです。
- 歯を動かすスペースが足りない
- 乳歯が治療の支障となる
- 自然に口を閉じられない
3つのケースについてそれぞれ解説します。
歯を動かすスペースが足りない
矯正治療とは、歯や顎の骨に力をかけて少しずつ動かしていく治療方法です。
すでに顎の骨の成長が終わっていて、歯を動かすスペースが足りない場合、抜歯が必要になります。
個人差はあるものの、顎の成長は思春期(女子10–12歳、男子12–14歳)を中心に進み、下顎は十代後半まで変化します。
ただし、顎の成長期を過ぎていても、抜歯せず治療を進められることもあります。
乳歯が治療の支障となる
残っている乳歯が治療の支障となる場合も、抜歯を行います。
ただし、乳歯はいずれ抜けるもので、永久歯と違って抜歯による負担は少なめです。
自然に口を閉じられない
かみ合わせの問題で自然に口を閉じられない場合も、抜歯が必要になることがあります。
これは、上顎・下顎の大きさのバランスが合っていないことが原因の一つです。
抜歯によってスペースを作り、上下のかみ合わせを整えます。
小児矯正は「鮒田矯正歯科」へ!
抜歯が必要になるかは、お口の状態やお子さんの年齢などで変わってきます。
お子さんの歯並びやかみ合わせが気になる方は、福岡市東区の歯医者【鮒田矯正歯科】にご相談ください。
当院は、各線「香椎駅」から徒歩1~3分の場所にある、通いやすい歯科医院です。
治療では、お子さんも楽しく通い続けられるような雰囲気づくりを行っております。
幅広い選択肢をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
